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MLBで敬遠が申告制になる可能性を受け、否定的な声も大きいですけど。
時間短縮案となると、このようなルールでの規制が思い浮かびます。
まあ、MLBとNPBでは事情が全く違うので同列に語ることはできないですけど。
NPBで時間短縮を考えるなら、ルールで規制をしても意味はないでしょうね。
根本的な問題解決にはならないからです。

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画像:産経ニュースより

サイン盗みを紳士協定で禁止する

前回書いたように、時間が長い大きな理由が投球間隔の長さとサインのやりとりの長さになります。
僕が思う1番の時間短縮になるのが、サイン盗みをしないと12球団で約束をすると言うことです。
ルールで規制する前に、マナーの問題で改善できる点は改善するべきです。
特にこの「サイン盗み」に関してはファンの賛同も得やすいでしょうしね。
投球間隔も15秒ルールのようにルールで規制することも可能なわけですが、その15秒ルールが失敗しましたからね。
NPBや審判より球団や選手の方が強い権限を持つ、いびつな構造になっているので、球団主導のマナーとして規制する方が現実的です。

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サイン盗みがルールで禁止できない理由

サイン盗みをルールで禁止すればいいじゃないかという話なのですが、サイン盗みはルールで禁止にできません。
なぜなら、サインを盗んでいる確実な証拠をつかむのは不可能だからです。
例えばサイン盗みの行為をしたら退場というルールを作ったとして。
二塁ランナーが伝達っぽい動きをしているからと言って、それがサイン盗みという証拠はありません。
それこそ、怪しい動きをして相手の精神的な動揺を誘うと言う心理戦(そんなかっこいいもんじゃないけど)が行われるだけでしょう。

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画像:デイリースポーツより

ベンチから盗聴器が見つかったからと言って、相手監督を退場にできるかと言えばそうでもないでしょう。
それこそ試合中に証拠を探すと時間がかかるし、誰かのイタズラという言い訳されれば、それ以上追及できないですからね。
だからこそ、高校野球だってマナーの問題として規制しているわけです。
審判が注意する権限はあっても、それ以上のことはできないですからね。

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画像:朝日新聞デジタルより

MLBがサイン盗みをマナーで禁止している理由

このようにルールで規制するのは難しいサイン盗みですが、だからこそMLBはマナーで禁止しています。
そもそもサイン自体が全球団ほぼ統一されているような状態だそうです。
その理由としては
・試合時間が長くなり観客が退屈する時間が増える
・選手の移籍が多いのでいちいち変更していられない
このようなことがあるわけですが、そもそも「メジャーリーガーなんだからサインを盗まなくても何をするかぐらいはわかる」と言う意味もあります。
まあ、そういう意味ではNPBだってサインを盗まなくても良さそうなもんですよね。

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画像: usatodayより

NPBがサイン盗みをマナーで禁止できるのか

サイン盗みをマナーで禁止できるかと言えばけっこう難しいところです。
そもそも世間一般ではサイン盗みと言えば印象が悪いですけど、野球界では頭を使った賢い戦法として称賛される風潮があります。
サイン盗みに対して罪の意識もなければ、盗まれる方が悪いという風潮です。
まあ、だからこそサイン盗みが問題になることもないのですが。

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画像:毎日新聞より

サインを盗まないという約束をしたところで、破る球団は出てきそうなものですよね。
かといって時間短縮案として、サイン盗みをしないことを公に発表するのも難しいです。
先にも言いましたがサイン盗みは世間的にイメージが悪いので、これまでしていたことを認めるような発言は企業イメージにも関わりますからね。

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マナーで改善していくのが1番

まあ、何にしても時間短縮と言うのはルールで規制するより、マナーで改善していった方が良いです。
ルールで規制すると、必ずどこか問題や不満が出てきます。
新しいことをするのに不満は付き物ではありますけどね。
だからこそMLBはルールよりマナーを重視して試合を進めています。

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画像: deseretnewsより

何にしても、ルール上変えることなく、かつ世間の賛同を得やすいという意味ではサイン盗みをなくすのが1番だと思います。
正直、僕はサイン盗みがなくなることも、大幅な時間短縮に成功することもないと思います。
それもこれも「マナーよりルール」と言う風潮が大きく根付いているからです。

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そもそも論として、時間短縮=競技向上という認識は日本ではあまりないですからね。
そういう面でも時間短縮と言うのは難しい問題になってきます。
最後に、サイン盗みと言うよりサイン解読と言った方が良いのかもしれませんね。
まあ、盗みもやっているかもしれないけど、解読は確実にしているようなので。