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けっこう昔から言われている「プロよりアマチュアの方が選手育つ」ということですが。
大学や社会人に進んだ高校生が3、4年後即戦力としてドラフト指名されるのに、同期の高卒プロは一向に育たない。
なんて不満の声を聞くことも珍しくはありません。

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画像:朝日新聞デジタルより

アマチュアの方が進んでいた時代も

いまでこそプロのトレーニングも進んでいると思いますが、かつてはアマチュアの方が進んでいた時代もあるようです。
国際試合と言えばアマチュア、という時代だったわけですからね。
アマチュア選手でも海外の選手がどのようなことをしているのか、間近で知る機会はあったわけです。
おそらくプロよりもしがらみがないので、新しいことを取り入れやすい土壌もあったのでしょう。
例えばウエイトトレーニングと言うのは、アマチュアの方が早く導入していたそうです。

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画像: 47newsより

プロの方が野球に集中しづらい環境?

プロとアマチュアでは環境が大きく異なります。
そしてその環境というのがプロの若手が育ちにくい理由になっているのかもしれません。

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画像: scoopnestより

プロであれば施設も完備されていれば、食事だって栄養士付きだったりするわけです。
アマチュアよりもずっと恵まれているイメージがあります。
その一方で大金を稼ぐわけですし、周りもチヤホヤとしてくれます。
高校時代は野球漬けの生活をしていた選手が、夜遊びを覚えてしまえば野球なんて身が入らないでしょう。
野球に集中できる環境という意味では、少なくとも誘惑が少ないぶん、アマチュアの方が集中できるのかもしれません。

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明確な目標が持てない

あと、おそらく明確な目標が持てないというのもあると思います。
高校時代であれば甲子園という大きな目標があります。
ですがプロに入り、そこで目標を持ってやれるかといえばそうでもないのかもしれません。

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画像: y-mainichiより

高卒ルーキーと一軍レギュラーの差というのは別世界ですからね。
アマチュア時代も少なからず挫折は経験しているでしょうけど、それとは比にならない世界です。
大きな壁にぶつかって先が見えなくなっても仕方がないかもしれません。
「プロに入っただけで満足する選手がいる」と言われるのも、まあ納得ではあります。

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画像:朝日新聞デジタルより

それだけ厳しい環境で、高い目標を持てる選手がどれだけいるかってことです。
プロでいる限りは二軍でもチヤホヤしてもらえるし女性にもモテモテです。
高校時代には禁欲生活を送っていたようなものでしょうから、そりゃあ、そっちに走っても無理はありません。


画像:asahi.comより

このようにある種、恵まれすぎていると言える環境ではあります。
精神的にも未熟な10代の若者がそのような環境に入るのです。
そんな環境では若手が育たないというのも、まあ仕方がないことなのではないかと思いますけどね。
何もMLB傘下のマイナー球団のように食うに困る生活をした方がいいとは思いませんが。
親会社の新入社員と同じくらいのお給料でいいんじゃないかとは思いますね。
まあ、現実的に給料を下げるというのは難しいことですから、それはできないでしょうけど。
何にしても分不相応な環境というのが、成長を阻んでいるのではないかと思います。

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