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動画を紹介する時によくする話ですが、改めてこのテーマで書いてみたいと思います。
日本では逆シングルでの捕球ではなく、正面に入って両手で捕球するように指導されます。
それが確実性はあるものの動きの効率が悪く、結果的にヒットを生む原因にもなっていると言われます。
僕がよく言う理由は2つ+αです。

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画像: Top 10 Baseball Academyより

ミスをしないことが求められる

まず1つ目の理由は「アウトを取ることよりもミスをしないことが求められる」ということがあります。
根本的な考え方として、アメリカでは試合を通じて経験や技術を身に着け、上手くなっていくものとされます。
一方で日本は、練習を通じて技術を身に着け上手くなるものと考えられます。
試合で重要視されるのはアウトを取ることですが、練習ではミスをしないことが求められます。

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画像: NDG Minor Baseballより

アウトかセーフか微妙なタイミングなら、逆シングルで捕球した方がスムーズに動けてアウトになりやすいです。
だけど練習ではそういうアウトを取る技術よりも、とにかくエラーをしない技術が重要視されるので逆シングルが行われないというわけです。
つまり練習のための練習をしているってことですね。

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逆シングルの捕球は見た目が悪い

2つ目の理由は見た目が悪いことです。
これは以前からそうじゃないかと思っていたことですが、野村謙二郎さんの言葉でようやく確信できた気がします。
だから、こうして改めて書いているのですが・・・。
野村謙二郎さんは週ベのコーナーで「逆シングルで捕球した方がよい場面もある」とおっしゃっていました。
その一方で「軽率なプレーに見られてはいけないので、指導者に理解してもらう必要がある」
とも言われています。

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画像:MLB.comより

逆シングルでの捕球はどうしても怠慢プレーに見えてしまいます。
特にエラーしたときの見た目がかなり悪いですからね。
まあ、トンネルだろうと打球を弾こうと、エラーの見た目は悪いです。
だけど少なくとも逆シングルでのエラーほど、怠慢プレーには見えませんからね。
この見た目の印象の悪さは完全な主観とはいえ、根強い理由の1つだと思います。
逆シングルでのエラーを見て「動きとしては間違ってはいない」と言われても説得力がないのは仕方ないですしね。

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両手捕球が基本として根付いてしまっている

+αの理由としては、正面に入って両手で捕球するというのが基本の動きとして根付いてしまっていることがあります。
僕が言いたいのは、それが本当に基本の動きとして、推奨されるべきものなのか?と言うことです。
どういうことかと言うと、過去にも話しましたが、これはグラブの質が悪く両手じゃないと捕球できなかった時代の基本なのです。

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画像:MLB.comより

野村謙二郎さんもおっしゃっていましたが、両手での捕球は動きとして間違ってはいないと思います。
だけど、それに凝り固まることによる弊害もあるわけですからね。
アウトにしても両手で捕球しなかったら怒られるって、やっぱりおかしい感覚です。

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画像: Top 10 Baseball Academyより

まあ、何にしてもアウトを取ることが重要なのか、ミスをしないことや基本を守ることが重要なのか。
この考え方の違いによって、内野手の技術が大きく違うってことですね。

逆シングルの動画まとめ