日本人は交渉が下手と言われますが、野球界の交渉といえば契約交渉があります。
日本の場合は代理人制度が普及していませんし、選手が球団に意見をすることも許されません。
(まあ、制度上仕方ないとは思いますが)

bb-tm141123-ohshima-ns-big


画像:日刊スポーツ

仮に揉めればマスコミは選手を問題児扱いします。
選手の主張に正当性があっても、マスコミを通じて我々の目には選手が問題児に見えてしまいます。
だから、球団としては交渉もなにも、高圧的に選手に要求を突きつけるだけなのです。
(まあ、本当なのかは知らないけど選手談ね)

交渉を楽しむアメリカ人

そもそも交渉というのは、双方が納得する形を探すものです。
お互いの意見を聞くことができなければ良い交渉なんてできません。
その点、MLB(アメリカ人)というのは団野村氏によると交渉を楽しんでいる感覚すらあるそうです。

Koufax Drysdale


画像: L.A. Nowより

その象徴として語られるのが、60年代ドジャースの2大エースサンディ・コーファックスとドン・ドライスデールの交渉です。
コーファックスは伝説の左腕。
ドライスデールも殿堂入りのサイ・ヤング賞投手です。

スポンサードリンク

ドジャースが仕掛けたいたずらとは?

ドジャースはドライスデールの年俸を下げるために、ちょっとしたいたずらを仕掛けたと言われています。
交渉の際にコーファックスの契約書をドライスデールから見える位置に置いていたそうです。
もちろん、それは嘘の契約書で年俸も低めに書かれています。

la_a_dodgers10_800


画像: ESPNより

ドライデールとの交渉の際、球団の代表がトイレに行きます。
するとドライスデールはコーファックスの契約書を覗いてしまいます。
嘘の契約書とは知らないから「コーファックスでこの金額なら・・・」。
ということで、トイレから戻ってきた代表が提示した相場より低めの金額にサインしてしまうというわけです。

1960s-pitching-2-nw320


画像: The Pop History Digより

いまの時代では信じられないようなエピソードですね。
半世紀前の話ですから、笑い話で済みますけど。
これはアメリカ人が交渉を楽しんでいることを象徴するエピソードとして語られています。

スポンサードリンク

ドン・ドライスデールの動画まとめ