今回はトミー・ジョン手術が増えている理由を4つほど書いてみたいと思います。
4つというのに大きな意味はなくて、とりあえず今日思いついたことって感じです。笑
本当は3つだったのが、これを書きながら4つに増えました。
まず前提として、この手の考察は前後の変化を調べることが重要になります。
考察というと大袈裟に聞こえちゃうけど、気軽に聞いてほしいのですが。

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画像: nytimesより

ここ数年トミー・ジョン手術が増えて話題になっていますが。
ここ数年とそれ以前に、投手を巡る環境にどんな変化があったのかを考えることが大切です。
例えば日本では「中4日登板」が理由によく挙げられますが、この登板間隔は何十年も前から行われていることです。
となると、原因の1つではあるかもしれませんが、ここ数年増えている理由としては弱いわけですよね。

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画像: ripit.comより

・アマチュア野球の変化

実際のところはよくわからないのですが、アメリカのアマチュアに変化が起きているようです。
日本と同じように勝利が重要視されることも増え、無理をさせることも増えているんだとか。

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画像: bleacherreportより

なにより、アメリカというのは複数のスポーツを掛け持ちしているイメージが強いです。
ですが、最近ではその傾向も少なくなっているんだとか。
1年中野球をやる少年が増えたことで、肘への負担が増えている可能性があるわけですね。
まあ、実際にどれくらいアマチュア野球が変化しているのかは知らないですけど。
そういう話を聞いたことがあるので、書いてみました。

・医学の進歩

トミー・ジョン手術が増えている原因として、確実に言えることが医学の進歩です。
日本はスポーツ医学が遅れていると言われますが。
日本では手術の必要なしと言われても、アメリカで見たら即手術というケースもあるわけです。
医学が進歩しても気軽に手術できるようになったということはないでしょう。
それにしても事例が増え、リハビリプログラムも進歩しているわけですから、心理的な障壁は低くなっているでしょうからね。

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画像: stack.comより

以前なら単にリハビリで治していたような故障も手術をするようになったわけです。
リハビリだけで治ればいいですけど、治らないケースも多かったわけで。
手術をする方が確実に復帰できるなら、手術を選ぶのも自然なことです。
村田兆治さんだって、すぐに手術をしていればもっと早く復帰が出来ていたわけですからねー。

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・年俸が高くなった(長期契約が増えた)

僕はずっと前からこれを言っているのですが、見逃せないのが契約体系の変化です。
投手は故障を避けられないし、もっと言えばメジャーに昇格するレベルの投手なら誰だって少なからず故障を抱えているそうです。
若手有望株のトミー・ジョン手術が増えていることが大きな問題になっていますが。
いつか手術をしなければいけないなら、契約に関係ない時期にしようと思っても不思議ではありません。

Minnesota Twins v Washington Nationals


画像: rantsportsより

契約に関係ないというのは、NPBとMLBでは年俸システムが違うので、一から説明はしないですけど。
簡単に言うとFAや長期契約延長の話が出る前、早めに手術を選択するってことです。
球団が契約延長しようと思った段階で故障が酷くなったら、契約金が低くなって大損ですからね。
それよりも年俸が低く、調停権もなくて年俸がアップしない段階で手術を選択した方が投手にとっては金銭的なメリットがあるかもしれないわけです。

Texas Rangers Spring Training


画像: fivethirtyeightより

FAも同じで、球団としては長期契約の場合トミー・ジョン手術で離脱するリスクを考慮して契約していると言われます。
契約が切れる前の、早め早めに手術を選択する投手もいるかもしれません。
そして万全の状態で契約満了を迎え次ぎの契約へ・・・。

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・長期的スパンで考えられるようになった

医学が進歩したことと、契約体系が変わったことと関係していますが。
球団にしろ、ファンにしろ、マスコミにしろ、より長期的スパンで物事を見るようになっていると思います。
どうせいつか離脱するんだから、いま手術した方が良いと前向きに考えることも増えているということです。
まあ、それくらいトミー・ジョン手術が一般に定着しているということですが・・・。

MLB: Oakland Athletics at New York Yankees


画像: cbssportsより

例えば田中将大投手に対して「早くトミー・ジョン手術をさせるべきだ」という批判がありました。
僕も手術をさせるべきだと思っていたのですが・・・。
ヤンキースもいつかトミー・ジョン手術をする前提で契約していたと言われます。
おそらく手術をさせるべきと批判した人の理由としては、ここ数年はヤンキースにとって勝負の時期じゃないことが関係します。

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画像: japandailypressより

ヤンキースは18年に優勝が狙えるチーム作りをしていると言われます。
もし14年、15年に手術をしていれば、田中投手は18年を万全な状態で迎えることができる可能性が高いわけです。
ですが、いまから手術をしても18年に間に合わないし、今後故障が酷くなった場合は、優勝を狙う大切な時期に離脱をしてしまうことになります。
だからさっさと手術をさせるべきだと批判している人も多かったのでしょう。

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画像: cbslocalより

僕が「手術をさせるべきだと思っていた」というのも、今年の活躍を見て「手術しなくても良かったな」と思ったわけではありません。
来シーズンに手術をしても大切な時期に抜けることになるので、もう手術をするタイミングではないのかなという感じです。
多少の無理をしても投げてもらわないと困ることになるかもしれません。

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画像: bleacherreportより

トミー・ジョン手術が増えた理由まとめ

話が脱線しましたが。
・アマチュア野球の変化
・医学の進歩
・契約体系の変化
・長期的視野で見られることが増えた

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画像: nj.comより

このようなことから、トミー・ジョン手術が増えていると考えました!
あとは登板間隔とか、投球フォームや体質、普段のトレーニングとかほとんどすべてのことが理由として考えらます。
そこらへんのことは僕にはわからないので、わかった気になれる範囲で考えてみました!

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