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1981年シーズン途中にダン・ゴンザレスという外国人選手を阪神タイガースが獲得しました。
しかし、すぐに靭帯を損傷し、ろくに試合に出られず、駄目外国人の1人に数えられることになりました。

怪我をしていたから放出されたゴンザレス

実はこのゴンザレスはすでに故障もちだったようです。
彼の成績を見てみると81年のシーズンはそれなりの好成績を残しています。
当時のMLB状況は知らないですけど、それでも27歳という年齢ならMLBへ昇格は困難です。
日本からオファーがあればそちらを選んでもおかしくはありません。

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しかし、ゴンザレスはこの時点で靭帯を痛めており、ドクターストップがかかっていた選手なのです。
そんなときに声をかけたのが阪神タイガース。
それでもいいから来てくれとオファーしたのです。
医者からはギプスをするか、手術をするかと言われたものの、そのどちらも許さず強行出場をさせたというのが実情です。

なぜ阪神はそんなアホなことをしたのか?

なぜそんなアホなこを阪神はさせたのでしょうか?
事は単純で、誰もそんなことを知らないので、ゴンザレスが活躍しなくても「また駄目外国人か」で終わってしまう話だからです。
フロントやスカウトが叩かれることもありません。

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画像:Tigerbaseballより ダン・ゴンザレス

さらに現代はどうだか知りませんが、当時のシステムでは良い外国人選手を連れてくるメリットが少なかったようです。
毎年外国人選手をとっかえひっかえした方が、入団のたびに手数料みたいなものが入るのでスカウトや球団幹部が儲かる仕組みになっていたからです。
だからあまり活躍しない方が嬉しいというわけです。

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画像:milb.comより

NPBの球団幹部というのはその道のプロではないのでこのような実態もあったわけですね。
別に阪神が特別おかしいというわけではないはずです。
情けない話ではありますが「外国人選手は運次第」なんて言われる裏ではこんなこともあったわけです。

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