昨年のフィリーズ対メッツ戦でかなり珍しい出来事が起こりました。
わかりづらいけど審判のナイスジャッジです。

悪いのはメッツ側でも退場はフィリーズ側?

何が起こったのかと言うと、まずメッツのルーキー、ハンセル・ロブレスの投球が早すぎました。
審判はもちろん投球を認めませんでしたがフィリーズベンチが若僧に注意をしたわけです。
しかし、ロブレスが反抗的な態度をとったためフィリーズベンチが過熱。
乱闘へ発展するところでした。

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画像: Toronto Starより

この事態を審判は痛烈なヤジを飛ばしたであろうフィリーズのコーチ、ラリー・ボーワに退場を宣告。
そうして事態の収拾を図ったのです。

New York Yankees v New York Mets
画像: CBS New Yorkより

問題はロブレスにあったのですが、このタイミングでロブレスに退場を宣告するわけにはいきません。
もちろん、放っておけば乱闘になってロブレスとフィリーズ側の誰かが退場になったでしょう。
だから、球審は乱闘になる前に試合進行を妨げる行為をしたフィリーズベンチのボーワを退場させたというわけです。
これはルール通りとはいえ機転を利かせた素晴らしいジャッジです。
ボーワを退場させなかったら、乱闘騒ぎですからね。

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ロブレスが危険球退場

約1か月後にロブレスは危険球退場処分を受けました。
前回の仕返しというわけですが、悪い奴ですねー。
しかし、カメラもきちんとボーワを映していて素晴らしいです。
何が起こっているのかみんな理解をしている証拠です。

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日本では絶対にできないナイスジャッジ

日本ならヤジは日常茶飯事だし、投手だって反抗的な態度をとることはないでしょう。
そもそも打者が構える前に投げるということ自体、起こりそうにないですもんね。
(まあ、同じことがMLBでも言えたわけですが・・・)

USP MLB: NEW YORK METS AT PHILADELPHIA PHILLIES S BBN USA PA
画像: For The Winより

でも、万が一このような事態になったときに、日本の審判が相手ベンチ側に退場宣告をすることはできません。
この動画を見てもなんでフィリーズ側が退場になったのか、日本人の感覚ではわからないところもあるでしょう。
日本の実況アナならなぜボーワが退場になったのかすらわからずに審判を批判して終わりかもしれません。
まあ、残念ながらこのナイスジャッジも日本で起きたことなら審判が悪者になる可能性があります。

019
画像:毎日新聞より

そもそも抗議の際にぞろぞろ人が集まるという日本でよくみられる光景は、実はかなり珍しいものなのです。
まあ、今回は審判に文句があるというか、ロブレスに対する乱闘のつもりで出てきた選手たちですが、それくらい珍しい出来事でした。
とにかく、これは審判が素晴らしいです。
逆に日本で起きたらどんな反応がされるか見てみたいですね。

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ハンセル・ロブレスの動画まとめ