先日、パドレスにサイン盗みの疑惑がかけられる場面がありました。
バックスクリーンに双眼鏡を覗いている男性がいたのです。

実際にサイン盗みをしていたのかどうかは定かではありません。
ですが、モリーナが気付いたということは盗んでいた可能性は十分にあります。

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画像: For The Winより

なぜヤディアー・モリーナは気が付いたのか?

いくらモリーナが球界最高の捕手とはいえ、普通にプレーしているだけならバックスクリーンの男性に気が付くことはないでしょう。(たぶん)
気が付いたということはパドレスの打者に違和感があったからの可能性があります。
明らかに狙い撃ちをしている、変な空振りがないなど、サイン盗みをしていると感じる場面はあるわけです。
だから異変を感じて周囲に気を配っていた可能性はありますね。

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日本でのサイン盗みと伝達法

何にしてもこれはMLBならではの光景でした。
日本の場合、高校野球はサイン盗みが禁止されていますがプロは禁止されていません。(MLBもルール上は禁止されていない)
だから日本ではサイン盗みがあっても誰も指摘しないし、サインを変えるなど対策を練るわけです。

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画像: For The Winより

一番ポピュラーな方法は二塁走者がサインを見る方法。
高校野球でも問題になりましたが、あれは伝達があからさまなだけで、どこでもやっていると言われています。
例えば二塁ベースから離れるときに、右足から踏み出すか、左足から踏み出すか。
手はグーかパーか、口を開けているか閉じているか、などサインをこっそり伝達する方法はたくさんあります。
走者がコーチャーに伝達し、コーチャーが打者に伝達するようなこともあるわけです。
まあ、単純に癖がバレて狙い撃ちされているということもあるわけですけどね。

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画像:デイリースポーツより

ちなみにサインはほぼ毎イニング変えるぐらいに、日本ではサイン盗みが常套手段となっているそうです。
MLBの場合サインは全球団統一で、サインは盗まないという紳士協定によってプレーしています。
MLBがマナーにうるさいのも、これが理由の1です。
日本のようにサインを複雑にしたり、移動先の球場で盗聴器の類を探したり、そんなことをいちいちやっていられないからです。

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サイン盗みをルールで禁止しない理由

だったらルールで規制すればいいじゃないかという話なのですが、サイン盗みは証拠を見つけるのも難しいです。
伝達方法なんていくらでも言い訳ができるだけだし、決定的な証拠をつかむことができないのでルールで禁止されていません。
高校野球だって要するにマナーの問題として禁止しているわけですから、MLBと同じことです。
サイン盗みをしたから敗退だとか、打者アウト、走者アウトとかそういうこともできないわけですよね。

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画像: Grantlandより

本当にサインを盗んでいるかどうか、その証拠を現行犯で見つけることはほぼ不可能です。
だからルールではなくマナーで縛るしかないわけですよね。
このようにルールで縛ることができないことも多々あるので、MLBはマナーにうるさいわけです。

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