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イチロー選手と言えば「1、2年目に干されなかったら・・・」と言われることも多いですよね。
「もっと早くMLBに行っていればどうなっていただろう?」と想像もされます。
通算成績を考えたときは、確かに早いデビューの方が良かったと思います。
ですが、インパクトという点ではNPBデビューもMLBデビューもあのタイミングがベストでした。

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画像:朝日新聞デジタルより

スーパースターを作りたかった仰木監督

仰木監督のオリックス就任がイチローブレイクの大きなきっかけとなったことは知られています。
当時はJリーグが発足し、サッカー人気がぐんぐん上昇していた時代です。
個性的なサッカーのスター選手を見て「野球界にも個性的なスターを」と考えた仰木監督が目を付けたのがイチロー選手です。

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画像:日本経済新聞より

鈴木というよくある名前から「イチロー」登録名に変更。
さらに「イチロー」だけでは大切な若手がチームからも浮いてしまうので、すでに人気者だったパンチ佐藤さんも「パンチ」と変更。
そして前監督時代には封印された振り子打法も解禁させました。
あのタイミングで仰木監督が就任したのも良かったですが、Jリーグ人気がなければまた違った結果だったかもしれません。

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タイミングよくMVPが受賞できたMLB

MLBデビューに関しても良いタイミングでした。
当時はステロイド全盛と言われている時代で、イチロー選手のデビューした01年はバリー・ボンズが73本塁打を打った年です。
白人のマグワイヤがかっ飛ばしている時代はまだ良かったのですが、黒人のボンズが打ちまくったので、疑惑のホームランに飽き飽きしたころです。

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画像: Sporting Newsより

そのタイミングでオールドタイプのイチロー選手が颯爽とデビューし、違った野球の楽しさを見せてくれたのでイチローフィーバーが起きました。
そして本来ならジェイソン・ジアンビやブレット・ブーンが受賞したであろうMVPまで受賞しました。
MVP受賞もあのタイミングだったからこそです。
MLBにしろNPBにしろ、あのタイミングだったからこそインパクトがありスーパースターとして認知されたというのもあると思います。

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画像: The Seattle Timesより

ショートのデレク・ジーターやセカンドのクレイグ・ビジオは、ポジション歴代最高レベルの打撃成績を残しました。
それでもステロイド時代と全盛期が被ったこともあり、正当な評価を受けていない印象もあります。
彼らはタイミングが悪かった選手と言えるかもしれませんね。

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